1章‐メビウスの輪

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ロイ暦0145年。 この世界は戦乱に飲まれいき 武術大国である【アサイラル王国】 魔法を操る【ローライ国】 機械を扱う【ガアデルアイズ共和国】 これらが台頭を現していた。 三国は互いに、時にしのぎを削り、時に同盟し、時に獅子のごとくぶつかり合う。 このようにこの三国は均衡を守り続けていた……。 ロイ暦とはこの三国の存在を現す暦となり、100年以上もどの国も栄えていた。 この世界にははっきりとした【神】の存在がある。 神々を纏める絶対神、空の神とも呼ばれる【ラウル】 海の神【ラヴィデア】 陸の神【ハディウス】 死の神【ジャス】 これらの神は実際に世界に現れて人間と干渉することがあった。 最後に神がきたのはロイ暦が始まった年。 彼らは当時 戦が絶えなかった人間にあるものを渡した。
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