悪あがき

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どうしよう 決められない! 自分も死にたくない。 でも、私のせいで人が死ぬのはもっとイヤだ。 『そうですか。』 私は、そのひとことしか 言えなかった。 彼の後を重い、足取りで付いて行くしか無かった。 私の人生は、 どんな風に終わるんだろう? そんな事を考えながら向かって行くと……… そこには、 昨日喧嘩して別れた筈の彼が 白いタキシードで、私を待っている。 でも、今の私は、私じゃなく 彼女だ。 二股を掛けられているのが分かって 大喧嘩して家を飛び出して やけ酒を呑んだのだった。
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