高潔を愛(アイ)しすぎる氷

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竜は軽いノリのマリアに対しても、普通に返した。 「うむ、晴天だ。、、、それより、そなたら、ここに竜の神がいるはずだが、、、。」 二人はそれがミレイナをさしていると気がつく。 「あ、地竜を継承して水竜の六柱神になった人ならいるけど、、、。」 「おお!なんと、水になられたか地竜殿は。、、、私と相対する属性とはこれいかに、、、。」 ぶつぶつ話す竜にマリアは 「会いに来たのだろう?呼んでくるよ。ここでは住民が怯えてしまう、丘に行こう。」 「うむ、あいわかった。」 「、、、適応力が高いというか、なんというか、、、。」 そうして、ユーリカやミレイナ達がやってきた。 「ほらソーリス。きたじゃん。」 自信満々に話すエキドナ。これにはさすがのソーリスも、、、。 「え、ええ。来ましたね、竜、、、。」 本当に来るとは、、、。お母さんと出会った時より衝撃的です。 「いやあ、でかいなぁ!赤いってことは火竜か?」 「その通り、まさしく我が名は火竜。六竜の1つなり。」 「六竜って、、、。まだ四体の竜がいるの?」 「そなたらがこの地の六つの柱、六柱神ならば我らも同じ六つの柱なのだ。創成を成した三柱神が我らを六柱神の守護のため、生み出したのである。」 さらっとかなり重要なことを話す竜さん。 巫女セイクリッドさえ知り得なかったことだ。 「三柱神か、、、。」 もしかして、こないだ一緒に飲んだくれた魔界の魔王が、、、。 「そ、それでその竜が私に何の用なのかしら、、、。」 「うむ、そなたは見事柱となった地竜を継承し、水竜となった。我ら六竜のリーダーは地竜だったので、そなたが我らのリーダーということになる。」 「え!?」 さすがに大声を出すミレイナ。当然だ、馬鹿みたいにでかい竜達のリーダーになったのだから。
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