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「しかし六竜のう。よき守護者が来てくれたものじゃな。」
「なんとか魔方陣を守れそうだね。、、、これは私の直感なんだが、、、。」
なんじゃ?と聞き返すセイクリッド。
「もうすぐ、とてつもない闘いが始まりそうな、予感がする。、、、私の魔力がそう予知している。」
手のひらを見つめながら、マリアが険しい表情を出す。
あの冷静なマリアがだ。
「お主の冥王が、そう予知するか。、、、、なるほどの、確かに妖精王、仕掛けて来そうじゃの。」
あのまま、奴の憎しみが終わるわけがない。
ワシと、アリア様がかつて封じた奴の憎しみは、、、。
「セイクリッド?」
「わしとて怖い。妖精王にはわしでも勝てはしないじゃろ。力を、、、合わせねばな。」
もちろんだよ、とマリアが笑う。
「でも、、、、やっぱり気になる。妖精王が私を見ていたわけ。」
「エキドナ、、、。そうですね、そこにあの妖精王を理解するヒントがありそうですね。」
「目付き悪いなーとか思ってたんじゃないか?」
「噛むよ。」
「冗談だって!、、、、、ミレイナ、大丈夫か?」
ぼーっとするミレイナ。
まだ事態が整理できていないようだ。
「あ、、、。えぇ。メルシアは元気かしら、と、、、。」
「ユウキ達と一緒にいるんだよな?ユーリカ。」
「ええ。無事だそうよ。、、、マクダエル一人に相当被害が出たようだけど。」
「あっちでもヤバイことが起きてるのか、、、。」
こりゃ、そろそろ本格的に来るか?
大きな動きが、、、。
なんとなく予感がするんだよな。
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