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外に出された私は、冒険を始める。
怖さよりも一人で歩くだけで、ワクワクしていたのかもしれない。
少し歩くと姉弟で仲良く遊ぶ同い年くらいの子供がいた。
『あーそーぼー』
ゆきは、勇気を出して声をかける。
『いいよ! 私は、真由美!貴女は?』
『私は、ゆき……』
初めての友達ができる。
三笠の町は、当時、小川が流れザリガニが取れ、大きな木には、自然に出来たさくらんぼがあり、自然の遊びを楽しんでいた。
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