一歳
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夜寝る時は、母と父の間に布団をひかれ寝ていた。 北海道の冬は寒く、今のように建物も良くないし、石炭ストーブ! 寝る時は寒く震えていた。 足が冷たく我慢出来なくなると、母の布団に足を入れ暖かさを求めたが 『冷たい足を入れるな』と蹴られてしまう。 その姿を見た父が 『ゆき!おいで…』 と暖かい布団の中にいれてくれた。 後にも先にも父の優しさを感じたのは、その時だけである。
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