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俺達は他愛の無い話をしながら、弁当を食べ終えた
和樹「なぁ…」
拓也「ん?何だ?」
拓也は片付けながら返してきた
和樹「さっきの話信じるか?」
俺はその瞬間
その場の空気が一気に冷めた気がした
拓也「お前はバカか!あんなのはったりだ!」
拓也は珍しく、大声で叫んできた
仁「うっ…」
すると、仁は泣きそうな顔をしていた
拓也「ごめん…大声出して…」
和樹「いや…そぅだよな…はったりだよな…」
俺は拓也の一言で何となく理解出来た…
ほんの一部で、まだ理解出来てない場所もあった
仁「あ、そろそろ始まるよ!」
仁の一言で現実に戻され、急いで教室に戻った
そうだ…
さっきのははったりなんだ…
俺はまだ自分の中でずっと考えていた
もしあのメールが本当ならば、俺は仁を守れるのか?
もしかしたら、仁をほかって自分だけ逃げるのでは?
P,Sと書かれたメールを送ってきた者は一体誰なんだ?
和樹はずっと考えており、なかなか授業に集中出来てない様子だった
そして、いつの間にか放課後で帰宅部の3人は帰った
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