ペンドラゴン伝記

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我が名はペンドラゴン。 あぁ、我が憂鬱の血塗られしことよ。 されど、我は止まらず。 されど、我は人を憎まず。 我は魔王。 我は破壊の化身。 魔王は、なぜにこの世に生まれしか。 魔王は、なぜこの世を破壊を続けても、心は晴れないのか。 人類は過去、現在、未来のなかを生きる。 人類の歴史は、罪が多し。 歴史は人類の罪の証。 現在を生きるのは、深き罪々なり。 罪の中に光はあるか。 光なき未来を裁くは、悪なり。 魔王現れて未来を裁く。 魔王を恐れる者は、金を出し、勇者を探す。 魔王を恐れる者は、幻想の勇者で自らを惑わし、 幻想と共に、我に立ちはだかり無様に散って行く。
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