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舞菜美の母親はつきっきりで看病した。『自分の娘の寝顔を見てこんなに涙するなんて…』母親はそっと小さな舞菜美の手を握った。
…生きて…
願いはただそれだけだった。
母親の切なる願いが通じたのか舞菜美は息を取り戻した。一週間程、入院して舞菜美は小さな小児科クリニックで髄膜炎の予防接種を受けた。
だが髄膜炎は良くなるどころかさらに悪化してしまい舞菜美はまた発作を起こした。
どうやら予防接種した薬が舞菜美の体には合わなかったらしい。舞菜美は「てんかん」という病気を、わずか2才で患ってしまった。
この日から舞菜美はてんかんと戦う事になった。
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