日常の終わりと非日常の始まり

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あ、まだポカーンとしてる。 じゃあ… 「うひゃあ!?」 びくんっ! 可愛いケモ耳に息を吹き掛けたら、非常に可愛い反応をしていただけました! 顔真っ赤wwwwww 「なっ、何するんですか!!」 怒ったように腰に手を当て、膨れるユッキー。 「ポカーンとしてたから、帰って来てもらおうと思ってさ。」 「だからって耳はないですよ!!許せません!」 そう言うと、ユッキーは腕を組みつつ頬を膨らませてそっぽを向いた。 「そっかー、許してくれないのかぁ…」 「当然です!耳と尻尾は…ダメです…」 「そっかー、じゃあ、なんでそんなに尻尾振りまくってるの?」 「ふぇっ…!?みみみ、見ないで下さい!!!!」 「ヤだ。可愛いからよーく見る」 ユッキーは可愛い…とか呟きながら顔を真っ赤にして尻尾を振り乱す。 尻尾のスピード上がってない? なんでだろ? 「し、しょうがないですね///許してあげます!」 「ホントか?ありがとう」 ケモ耳に触れないように頭を撫でると、ユッキーは目を細めた。 「ふにゃあ…きもちーでしゅ…」 どうやらユッキーは、頭を撫でられると性格が幼くなってしまうらしい。 「のわっ!?」 ユッキーが急に抱き着いてきて、即座に反応出来なかった俺は、押し倒されてしまっやわらかい… 「おいユッキー、何やってんだ?」 「にゃふ…すんすん」 いきなり俺の匂いを嗅ぎはじめた。ちなみにユッキー、めちゃくちゃいい匂い。 「くぅん♪ごろごろ…」 俺の胸に頬ずりをしてきた。く、くすぐったい…から仕返しだっ!! 「ぁ…んっ…」 ユッキーの大きな尻尾をこちょこちょした。 「ひゃっ!?」 スマン、今のは俺だ…… あ"ぁちくしょー何だ今の声…恥ずか死ぬ… 首筋舐められた…俺、首筋弱かったのか… だが安心しろ。 俺はCV:みゆきちだ! クラピカカッコイイぜ!! この声は、魔理沙に頼んだのさ。 ダリアンが書架を開いた時を想像しろ。少ししか違和感ないから。 「んなろっ、くらえ!!」 これは正当防衛、正当防衛… 「ひぁっ!きゃう!っ、ふぁあぁ!!」 ユッキーは身体をしならせ、ガクガクと震えた。 何したかって?尻尾の根本を握って、ケモ耳はむはむぺろぺろした。
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