日常の終わりと非日常の始まり

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「おりゃ」 「あぅんっ!?」 デコピンをかましてやったら、何か若干エロい声を上げた。 「うぅー…痛いぜ…」 額を抑えて涙目で座り込む魔理沙。 ここは― 「もう一発」 「ふにゃっ!?」 「さらに」 「うぁっ!?」 「からの」 「はぅっ!?」 「ほれ」 「はぁ…はぁ…」 「てゐ」 「らめぇっ!!」 「もう一丁」 「んぁあぁあああぁっ!!」 「くらえ特大の…」 「はぁはぁはぁはぁっ!!」 「特大の…一撃!!」 「想像するだけで…イっちゃ…」 「やめた」 「へ…?」 「なんか気持ち良さそうだから、止めた」 「きっ、気持ち良くなんか…あたしは普通だぜ!!」 顔真っ赤で息上がってんじゃねーかこのドMがwwwww 目覚めさせたの俺だけどwwwwwwww 「な、なぁ…音々弥…」 つーん。 「なぁってば…」 つーーん。 「くぅ…」 つーーーん。 「ご…ご主人サマぁ…」 つーーーー…あ、鼻血。 「ご主人サマぁ…ご褒美を下さい…もっと虐めて…?」 「悦いぞ悦いぞーwwwww我が(自主規制)よーwwwwwだがしかし、条件がある」 「はひ…なんだ?条件って…」 「俺にチートを寄越せ。あと、ラノベ感満載の魔法世界に転成させろ。年齢はそのまま。顔、声、歌唱力、魔力、属性、身体能力、特殊能力、魔眼は最高級…いや、神以上のスペックを用意しろ。追加、総てを創る程度の能力。後は必要になれば連絡する。そのための通信手段だな」 「それだけで、虐めてくれるのか?」 それだけだと!? 「じゃ、さらに最高級のフラグ天国を「ヤだぜ」 「はぁ!?なんでだよ!!」 「もともとカッコイイのに更にイケメンになったらそんな力必要ないし…」 それに…と魔理沙は涙声で言う。 「あたしのことご主人サマは虐めてくれなくなるもん!!!!!!」
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