第一話。ツンデレ注意報

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う~んと何時間か寝たのか辺りは夕焼け色に染まっていて気が付いたら妙な違和感。 あれ?眼鏡がない……。 「おかしいな、ちゃんと眼鏡かけてたはずなのに何処に行ったんだろ?」 と今日は保健の先生が休みだから誰もいないはずの保健室に人影。 「誰なの!いるならいるって言いなさいよ」と言うとどんどん人影が近付いてきて 「はい、眼鏡☆本当は眼鏡ない方がメチャクチャ可愛いんだけど見えない と困るよね。先輩は。」 と満面の笑顔で後輩らしく校章の色で分かった。 うちの学校は1年は水色、2年は赤、3年は緑って決まっているから。 (て、それより何なの!この馴れ馴れしさは。) 「眼鏡どーも!じゃ」と帰ろうとしたら 「北野先輩!入学式の時からずっと好きでした。俺と付き合って下さい」 理解するのに30秒。。 「ハァ!?アタシ男嫌いだし無理!」ときっぱり断った。
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