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菜月「美佳、何食べたい?尊の奢りだから何でも良いよ。」
美佳『う~ん…。じゃあ、アイスクリームが良いな』
菜月「うんっ、わかった!なら美味しいアイスクリーム屋さん知ってるからそこ行こ!」
後ろでもう復活した戮と尊が黙って着いて来ている。
美佳と私はというとアイスクリームでテンションが上がっていた。アイスクリーム屋にまず最初に席を確保した。
甘い物が苦手な戮は席で私達の荷物と共に待たせおき三人で注文しに行った。
菜月「何にするか決まった?」
美佳『私はイチゴとチョコ!』
尊『僕は抹茶かな。菜月は?』
菜月「うーん…私はねぇ~。チョコミントとハートのチョコが入ったイチゴのアイス!」
尊『分かった。』
尊が全て注文をしてくれて約束通りお金も払ってくれた。
そう時間も掛からず私達のアイスが来た。
席に着いてまずハート型のチョコが入ったチョコイチゴアイスをスプーンで掬ってパクッと食べた。
菜月「おいしー!!」
美佳『そんなに美味しいの?一口頂戴』
美佳が私の様子を見てスプーンでアイスを掬い一口食べた。
美佳『美味しいっ』
菜月「でしょー。」
パクパクと食べていると前から視線が感じる。
その視線の先には戮が頬杖えをついてこちらを見ていた。
菜月「戮、食べる?」
戮『…食べる。』
菜月「ちょっと待ってて。スプーン貰ってくるから」
そう言って席を立つと戮に腕を掴まれてまた座らされた。
戮『良い…』
私から無理矢理スプーンを奪うと一口食べた。
かかか間接キスー!!///
戮『美味い』
尊『美味いじゃないよ、戮。菜月と間接キスなんて僕がしたかったのに』
菜月「そーいう問題じゃないでしょ!!戮っ、何やってるのよ!//」
戮『何って…、アイス食っただけだけど?』
そうだけどぉー
まぁ良いや。
菜月「次から気を付けなよ?私だから一種のおふざけで済んだけど他の女の子は勘違いしちゃうからね?好きなのかもって。あんた達格好良いんだから。」
人差し指を立てて子供を叱る母親のように言ってやると三人が一斉に溜め息をはいた。
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