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結くんは首が弱い。
だからカワイイ声をたくさん聞きたいときは首ばっか攻めればいいんだと学習した。
ハムハムと首筋を唇で噛んだり、舌を這わせる。執拗に。
「や、ぁ……ん……だめ……だって……ちさ、とっ」
ううううぅぅぅ~……かわいー!
ムギューってしたい。
ムギューして、チューして、ペロペロってして……。
うわああぁぁん!
結くんが可愛すぎるせいで、最近、変態ブリに磨きがかかってきました。
「も……やっだ……」
「やだじゃないー」
「だっ……て、まだ……昼間……」
「結くん、エッチな気分にお昼も夜も関係ないんだよ。おひさまが出ててもエッチしたくなるし、たつんです」
「なっ、に……言って……」
「結くん、超好き~」
結くんを抱きしめたままベッドに押し倒そうとした瞬間、
「……まて!!!!」
結くんが厳しい口調で言う。
体がピタリと止まる。
「知里、待てだよっ。待て!」
「うううぅ……結くんヒドい……」
「ヒドくないです」
俺は仕方なく結くんから離れると目をうるうると潤ませる。
前にも言ったとおり、結くんは俺のご主人様です。
だから、結くんの言うことは絶対。
マイペースでワガママな俺に、結くんは1つだけ絶対守れと約束を作りました。
それが、この、
「待て」
これは絶対。
「待て」と言われたら、
どんなに結くんが食べたくても、
どんなに喘ぎ声が聞きたくても、
どんなにペロペロしたくても、
どんなにたっていても、
絶対我慢しなくちゃいけません。
暴走する俺を止めるために決めた約束ごとだけど、今さら厄介な約束しちゃったな~って後悔。
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