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「あれの提出日って結構先じゃなかったっけ?」
「はい、そうですよ。でも、早めにやって損はないでしょう?」
「んまぁね。でも徹夜する必要ある?」
「今月末は空けておきたいんでね」
「ふーん…」
ウィルは、今月末にある“用”が楽しみなのか、微妙に口元が緩んでいる。
「それより、なんとかならないかな、これ。HEART幹部、早く見つかるといいんだけど」
「そうだな。いろいろと面倒だ」
報告が終わったのか、シェルタが話に加わる。
「正直、奇数は行動しづらい。必ず別行動する時、1人になる奴が出るからな」
「だよね。かといって、メールを持ってる人、そうそういないからね」
「でももう、それも終わりますよ。なんたって」
“HEART幹部はもうすぐやってきますから”
ウィルの発言に2人は食らいつく。
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