STAGE1

3/9
前へ
/15ページ
次へ
医者曰く、“もう年だったのでしょう”とのこと。 寝ている間に亡くなった為に、リアが通夜の際に見たシグレの顔は優しい顔だった。 事が終わった後、リアは祖母のマリアに呼ばれた。行ってみると、身内全員がいた。 内容は遺書のことだった。聞いた時はとても驚いたことをリアは覚えている。 その内容は―― シグレの全財産をマリアとリアで分けろと書いてあったのだから。 もちろん、身内には反対されたが、マリアが頑固拒否し認めず、結局、“遺書のまま”ということで解散した。 解散後、リアはマリアとこれからのこと(全財産)の話をした。 その時に、マリアはリアに言った。 遺書には、このようにも書かれたいた、と。 “是非リアに、バトルエンヌになって欲しい。その為に、シンセルエコールに転校して欲しい”と。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加