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結局考えるのを止めたら眠れた。
わーい俺って単純。
そして夕方。
シャワーを浴び、着替え、香水を振り、戦闘準備を整えた俺は家を出た。
仕事は毎日が戦いみたいなもんだから戦闘準備って言ってるんだ。
家を出て30秒、
「暑い。
死ぬ。
干からびるぞ。
うん。
多分。」
すでに敗戦気分になる。
が、気合いを入れて自転車を漕ぎ、店に着くとエアコンをガンガンに効かせて一息つく。
「18時オープンて早くね?
20時にしよーよこれほんまに。
日が落ちてから店開けて、日が昇る前に閉める!
これで行こうよ。」
カウンターの上で干からびかけた俺は独り愚痴っていた。
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