攻防

2/5
前へ
/76ページ
次へ
「ジェイ、そいつが武術やってる方だ。」 「なぁんだ、残念。ボクシングやってるってヤツに会いたかったんだけどなぁ。」 「でも腕前はそいつのが上だったよね? で、そっちのアンタがリーダーだろ? 始末屋さん?」 不意打ちで向けられた矛先に、マックは僅かにたじろぐ。 THE EIGHTへの直接攻撃に、パーソナルデータまで。 どこまでこちらの情報が抜かれている? 「ホント? やっり、前言撤回!」 「あはは、それで嬉しいって相当なMじゃね?」 「なんでそっちだよ!俺が勝つんだからSだろ?」 「ざけんなや!」 「えー、アンタもSなタイプ? 気ぃあうねぇ。」 「黙れ!!」
/76ページ

最初のコメントを投稿しよう!

162人が本棚に入れています
本棚に追加