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出すものを出し切った俺は肩で息をする。
横目で心葉を見る。
上気した顔。
潤んだ瞳。
荒い息遣い。
変だ。
とにかくいつものあいつじゃない。
「どうしたんだ?」
「なんか……体が熱くて、ムズムズして……ムラムラして、熱くて、………
俺、どうしたらいいかわかんね……」
息絶え絶えに言う。
本当に苦しそうだな。
媚薬って効果すげーんだ………。
ってことは、あれを出さなきゃきついんだよな?
一人でやんのか?
いや、こういう時は俺が……?
でも俺からって……
「やってやるよ。」
あくまでも冷静に。落ち着いて。
内心目茶苦茶パニクってたけど。
ドキドキがばれそうで、急いでアレを口に含んだ。
「ちょ、な、なにやっんだよ!!」
俺より慌ててる。
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