神崎隆夫

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「ハァ・・ハァ!! た、ただいま!!!真央・・・真央は!?」 典子は携帯を持ちながら家の中をウロウロしていた。 俺の姿を見た瞬間 「あ、あなた!! ねぇ、どうしよう。もう7時なのに。真央が!真央が!!!」 「落ち着け!!俺、ちょっと家の周り見てくるわ!!!」 そういって、家を飛び出した。 一目散に向かった場所は、真央がいつも遊んでいた公園。 夜7時の公園に、真央はいなかった。 俺は真央の名前を呼びながら、辺りを探し回った。 だけど、真央はどこにもいなかった。 そして、すぐ警察署へ行き捜索願を出した。
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