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そういって少年はゲームを取り出した。
最近話題のN天堂のゲーム機だ。
「一人ではクリア出来そうに無いところがあって手伝って欲しいんだ。」
神たるもの、ゲーム機程度創造できる。
そう思い、神はゲームを生成しようとした。
しかし、その時気付いたのだが、神は自分が何が出来るのか分からなかった。
そうこの男は、自分が神であること以外、何も知らないのである。
自分が神したらめる理由もここに存在している理由も自分が何の神かすら分からなかった。
まさか神あろうものが、こんなにも早く壁にぶちあたるとは。正にこれぞ神の壁。
「スマナイけど、ゲーム機をもってないんだ。」
「大丈夫だよ一つのゲーム機でできるから。」
神は安心した。
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