魔死の森

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…やはりオレはフラグブレイカーだったようだ 特に何かあったわけでも無く小屋の外に運んだ だが面倒事フラグは建っていたようで違う形で回収した 幸「…この2匹の白い狼は何ですか?」 小屋から出ると2匹の狼がいた。狼は白銀の体毛を持ち、時々放電している 幸「とりあえず…」 腰抜けを離し走って少女の元へ そして手足を縛っている縄を刀のように創ったナイフで切り、話しかける 幸「後は自分で頑張ってくれ。オレはあの2匹をどうにかする」 言い終わったらすぐ小屋の外へ 幸「あー…真面目にすんの疲れた。草生やしたいぜ」 刀を創り向き合う …どうしようか?オレ勝算無いんだけど 白狼「グルルル…」 なかなか攻撃して来ない 相手の情報が無い今は手が出せないので攻撃も出来ない 幸「…もう疲れた。ルー!」 声と同時に某赤アフロ道化師の両手を上げる動作をする 突然謎の行動を取った為か狼の動きが止まる 幸「…チャンス?チャンスだよね?」 走り出したと同時に狼に哀れみの眼差しを向けられる 効果 は 抜群だ! 幸人に 精神的ダメージ! 幸人の 心が 折れた! 幸「…泣いてもいいですか」 泣く宣言した直後狼が飛び掛かってくる 泣かせてくれないのかよこのやろう 幸「我流剣技…」 狼の爪をギリギリ避けれる位置に移動する 幸「燕返し!」 説明しよう!我流剣技燕返しとは、相手が走ってきたり飛び掛かって来たのを紙一重で避け、刀を一気に振り抜くという結構難易度が高い剣技だ! ちなみに相手の勢いが強すぎると振り抜けないが振り抜く事が出来れば、元の剣速+相手の速さなので威力はかなりある …まあ身体能力が上がって無かったらあまり成功しないけど 一気に刀を振り抜く。そして成功 狼は断末魔を上げる事なく息絶えた 幸「…」 罪悪感が込み上げてくる 何もしなければこっちが死んでいたが生き物を殺した事に変わりはない オレは動きを止めていた そしてその隙にもう1匹の狼が雷撃を放ってきた 幸「…!?やば!」 攻撃に気付き防御しようとしたが、体が着いてこない 幸「…くそっ!」 オレは主人公とは違うので助けは無い。直撃を覚悟した
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