魔死の森

11/34
前へ
/91ページ
次へ
幸「…とまあこんくらいか?」 説明を終える …何か抜けてる気がするのは何故だろう? メ「…普通は信じれないわね」 でしょうね ん?普通は…? 幸「普通はってどういう事?」 皆!気になった事は聞かなきゃ損だぜ! …だからと言って失礼な質問はするなよ。例えばオッサンにヅラですか?とか メ「勇者が異世界から召喚されるっていうのは勇者召喚に関わった一部の王族しか知らないの。だから王族でも無いのに知ってるのは勇者自身か、それに着いてきた人くらい。つまりその事を知ってるあんたは異世界から来たって事」 長文説明乙! さてこの説明の中でメリア…いやアーネスト家が何なのか分かったな 幸「なるほどね…。んでアーネスト家は王族と。しかも勇者召喚に関わった」 オレが言うとメリアはしまった、という顔をする それに対しオレはさっきの言葉を言う …こういう時はなんていうんだ?復唱?なわけねーな… 幸「あのさぁ、さっきも言ったけどオレ王族とかどうでもいいから。周りの奴等と一緒にしてほしくないんだよねー…ってメリア?」 メリアは顔を俯かせ肩を震わせていた …怒らせた? 解決策の思考中にメリアは口を開く メ「面白いわね…王族も…くくっ…何も関係ないって…」 おいこら、何気に笑ってるだろ 幸「笑うな!…まあ元の世界じゃ王政じゃ無かったからなー」 そういや元の世界だとオレと直也はどうなってんだ?行方不明?それともよくある存在が消滅?…考えても分かるわけないな メ「王政じゃ無かったの?だからそんな考えが…」 メリアは最初にオレに聞いてから考え始めた 何言ってんだろ? …直也で思い出した。あいつ今何やってっかな?まあどうせ城に召喚されて、王女とかに囲まれてるんだろうなー。魔力とかも高くて初っぱなギルドの最高ランクとか。…絶対そうだな まあそういう奴は基本を怠って実戦では役に立たないと思うけど
/91ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1003人が本棚に入れています
本棚に追加