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幸「…ん?そういや今いる森の名前は?それにまさかこの世界の大陸バルミルナ1つじゃないだろうな?」
多分バルミルナは大陸の名前だ…と思う
地図かなんか無いかね?
メ「1つじゃないけど…バルミルナ以外特に気にしてないから覚えてないわね…」
いやちょい待ち、それはダメだろ
メ「それとここは魔死の森。危険度がSの森よ」
危険度Sて…高すぎる
でもそれより気になるのは…
幸「魔死ってどういう事だ?」
魔死について
そのまま読んでも分かりにくい
メ「魔死の森はね、この辺りだと一番危険な森で優れた魔剣士でさえも命を落とす事も。そして昔この森では魔力も死に絶え消え失せるっていうのが魔死の由来って聞いた事はあるんだけど…」
さらに今も魔剣士だろうと死んじゃうしね、と付け足した
…いや洒落にならないんだけど
魔剣士でさえって…いくらオレが異世界補正付きの特殊属性の魔剣士だからってマトモに戦えないのに…
あ、闇属性って確証無かったな
メ「…それと、その魔剣士達には共通点があるの」
その魔剣士…つまり森で命を落とした魔剣士達
共通点って何がある?
幸「…その共通点は?」
考えても仕方ないので聞いてみる
メ「全員必ずどこか凍った状態、っていう共通点なんだけど…」
凍っている、つまり強力な氷属性の魔法
そしてオレは多分そいつを知っている
今でも勝てるなんて思っていない。それどころか5分持たずに凍り付けだろう
幸「なあ、そのモンスターってもしかして爪が凍ってて大体3mくらいの体長か?」
メ「え…?何で知ってるの?」
はい決定
オレがバルミルナに来て初めて会ったモンスターだ
命懸けの鬼ごっこの末助かったわけだが…そんな奴からよく逃げ切れたな…
幸「オレそいつに会ってるわ…そんで命懸けの鬼ごっこした」
会ってると言った所でメリアは驚き、命懸けの鬼ごっこで苦笑した
メ「よく逃げ切ったわね…。モンスターの名前はアイスレックス、ランクはSSランクよ」
メリアはモンスターの名前とランクを教える
多分森で一番強いんだろうな…
危険度よりランク高いし
大体話が終わったので木々の間から空を見てみると、夕焼けに染まっていた
幸「話が長すぎたか…」
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