魔死の森

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メ「話が長いっていうよりずっと歩いてたからじゃ…」 …それもそうだね 幸「んー…街って後どれくらいで着く?多分行動出来るのは長くて後1時間くらいだと思うけど」 空を見ながら聞く メ「夜動かない分を除けば5時間くらいだと思うわよ」 5時間…今から歩き続けても朝から4時間は歩くのか… 街に着く事を考えた時ある事を思い出す 幸「(オレ金無くね?しかも制服のまま…怪しさMAXなんだけど)」 帰宅中に巻き込まれたので当然である …どうすっかな? ちなみにずっと歩きながら考えている 幸「オレ金と服どうすりゃいいんだ?」 言われて気付いたのかオレの服装を見るメリア メ「…そういえば違う世界から来たんだっけ。まあ…街に入る時は私がいるから大丈夫…のはず」 確かに入る時は困らなそうだ。一応メリア王族だし 幸「…まあ街に入れば服は買えるか。問題は…」 メ「私を助けたから少しは貰えると思うけど」 報酬か…まあローブとかが買えればいいや ギルドあるだろうし。…あるよな? 幸「街にギルドとかってある?」 これが無かったら餓死する メ「あるわよ」 よし決めた 幸「ギルドに入る」 メ「低いランクの依頼は報酬あまり高くないわよ?」 モンスターの討伐なら少し高くなるけど、と付け足す …オレの属性の把握が出来ない状態でか 幸「戦闘って言えば…これ何属性に見える?」 そう言って黒い刀を創り見せる メ「特殊属性の闇に見えるけど…何で?」 それにメリアは答え、質問した理由を聞いてくる 幸「いやオレが闇だって思っても確証無いじゃん。本物見てないし。だからメリアに確認してもらったわけだけど…やっぱ闇か。他に属性あんのかな?」 今度はオレが答える それを聞きメリアは考える素振りを見せる メ「うーん…あ!」 幸「何か思い付いたのか?」 その考えで属性分かればいいな…何を思い付いたのかは知らないけど メ「私の火と水の魔力と同じような魔力があればその属性を持ってるって事にならないかな?」 幸「ちょっと待て。自分なりに分かりやすくする」 つまりはメリアの魔力と同じ感覚がするかどうかって事か もし同じ感覚がしたら火か水の属性を多分持ってるって事か。あるいは両方
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