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「グルルル…」
声と共に現れたシルバーウルフ5匹
えーと…この場合のランクは…
幸「…シルバーウルフのランクって何匹で変わるんだっけ?」
忘れたので聞くとメリアは大きく溜め息をつく
メ「はあ…1から4匹がC、5匹から10匹がB、11匹から19匹がA、20匹以上はS。さっきも言った気がするけど?」
幸「いやそんな1回聞いただけで…」
本で見たとかなら別だが
この場合はBランクか…あの時は不意討ちもあったから勝てたけど今回は分かんねぇ…
何か無いかと周りを見渡す
だがあるのは炎の光が届かなず、黒で塗り潰されたような暗闇だけ
待てよ?暗闇?
…利用出来る物あった!
幸「メリア、少しの間オレが見えなくなるけどパニックになるなよ」
メ「え?」
この方法はオレがメリアとシルバーウルフの視界から外れる為、突然使えばメリアにも一部の効果が現れる
ちなみにこの作戦の効果は3つ
1つ目は突然消える事でシルバーウルフ達の隙を作る
2つ目はそのまま不意討ちして倒しにかかる
3つ目は上の2つとは種類の異なる効果である
その答えは簡単で単純。だが勝つ可能性を大きく上げる
幸「(暗い場所は闇属の独壇場だ!)」
暗闇等の場所では闇属性の魔法の威力、効力がはね上がる
つまりメリアの灯りの外に出ればオレの魔法剣と闇属性の魔法が強化される
幸「…何か今だったら色々出来る気がする。『闇の斬撃(ダークプレッシャー)』」
技のイメージをしながら剣を振る
すると振ったのと同じ長さ形の黒い斬撃が形成され飛んでいく
…本当に出来たよ
この説明で分からない人、諦めてください。文才の無い現役中学二年(2012年現在)の作者にこれ以上の表現の仕方が分かりません
放たれた斬撃は1匹のシルバーウルフに命中する
「――ッ!」
命中したと同時にそのシルバーウルフは耳が痛くなる程の轟音と共に強力な雷撃を打ち出した
そのせいで何か鳴いた気がしたけど聞こえない。つーか頭痛い
雷撃は真っ直ぐオレに向かっていた
幸「『漆黒の盾(ブラックシールド)』」
それを魔法で創り出した盾で防ぐ
これくらいなら闇属性を扱える人なら誰でも出せるな。この盾初級だし。ただ暗闇だから中級並みなだけで
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