魔死の森

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視点が戻って幸人――― 幸「今なんかすごく傷付いたんだけど」 まあいいや 幸「あれ、メリア?なんでずっとそこにいんの?」 メリアが川の近くで立っていた メ「狙われてるって言われて余裕が無くなったの。実際来たし」 幸「やっぱ来たのか…オレ結構周りに気を配ってたんだけどな…かなりのやり手か」 「君見た目よりなかなかやるみたいだね…」 突然若い男の声が聞こえてきた 見た目よりってなんだよ 「…でも関係無いね。君も殺しちゃえばいい」 殺人宣言ね… 幸「オレの本気を相手にそんな事出来るかな?」 ふざけるけどね メ「また変な能力使うんでしょ…」 幸「正解」 「ああ、あの消える能力で逃げようとしても無駄だよ。あの時はアイスレックスに気が向いたから見失ったけどそれは他に意識を向ける、ミスディレクションみたいな物だから君達にだけ集中してればいい」 すげー 完全に分かってやがる 幸「いやそんなその場しのぎを使うつもりは無い」 「ならどうすうわ!?何だこれ!?」 突然驚いた声を上げる メリアも口を開けたままだ まあ当然か、だって… 幸「あんたの位置が分からないのでオレ、周りに触手を張り巡らせてネバネバしてみました」 あの先生を真似して捕まえたわけだから 「何言って…取れない…なら切って…動けないから意味無かった!」 まあ魔法は基本的に手の方向に出るからな 幸「あ、これ『王者の眼』使った方が早かったな」 …ま、結果オーライって事で 幸「さてあんたには死なないけど凄まじい苦痛をあげようか"魔界777つ能力『拷問楽器「妖謡・魔」(イビルストリンガー)』"」 「うわ!?頭に何か付いた!」 幸「それ人に寄生する楽器なんだけど、自分の弦を持ってねーんだ。その代用に引きずり出して使うんだ。…宿主の神経を」 かなりエグい能力 「何言って…!?あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」 幸「魔人の力に勝つのには千年早い」 実際は未確認生物と魔人だが
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