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幸「さてメリア、戻…ろ…」
メ「…?どうかし…」
2人が同時に動きを止めた理由
それは
幸「忘れてた…こいつらどうしようか…」
アイスレックス再☆登☆場
…どうしようか
また某魔人の力を借りるのもいいが…さっきから他のを使いすぎてるし倒せるとしても1頭…
幸「…あ」
メ「何か思い付いたの?」
幸「…メリア、何かやけに落ち着いてないか?」
メ「恐怖を通り越して冷静になったの」
あ、そう…
まあ思い付いたのは事実だから使うか
確実に動けなくなる程疲れるが
幸「メリア、多分オレ動けなくなるだろうから頑張って運んでくれ」
メ「何その無茶な頼み」
幸「死ぬよりマシだろ」
メ「それもそうね…」
さてやりますか…
某魔人曰く魔界でも数人しか使えない奥の手
幸「"魔帝7つ兵器(どうぐ)『深海の蒸発(イビルアクア)』"!」
発動すると同時に複数の魚の形をした砲台が6つ、そして一際でかいのが1つ、合計7つの砲台から光線が撃ち出される
着弾すると同時に爆発し3頭どころか近くの木々をも吹き飛ばした
…何だこの威力
それと
幸「思ってたより疲れなかったな…つーか威力…何?人外?あ、魔人は人外か…」
メ「さっきも思ったけど…その能力なんでもありね…」
本当にな
まあ思ったより疲れてないとはいえもう一度は撃てないし、本家よりも威力はかなり低い
幸「さっさと行くか…『無気力な(イビル)…」
『無気力な幻灯機』を使おうとすると突然叫び声が聞こえてきた
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
幸「まだ続いてたのか…能力解除」
うるさかったので『拷問楽器「妖謡・魔」』を解く
幸「メリア、行くぞ。『無気力な幻灯機』」
メ「あ、うん」
オレ達はそのままその場を去った
そういや開けて月明かりが入ってたのか?やけに明るかったな…
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