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つまり維持するだけなら防御力0。不可視、防音の効果しか無い
内側から攻撃？普通に壊れるけど
集中を切らすと維持出来なくなるのが欠点
幸「メリアは別に集中切らしても関係無いから寝ていいぞ。つーか寝てくれ」
じゃないと森を抜けるのが1日遅れる…多分
メ「言われなくても寝るけど…ユキトは大丈夫なの？」
幸「本当に眠くなったら人は気付かない内に寝るから大丈夫だ」
絶対起こされるまで1時間は寝てる
メ「確かに…あ、ちょっとこっち来て」
幸「何で？」
メ「いいから来なさい」
幸「やだ」
メ「燃やすわよ？」
幸「…分かったよ」
火球なら防げるけどすぐに上級使おうとするんだよな…
この辺り経験の差か…
勝てたからか満足そうな表情のメリアの横に座る
幸「で、何だよ？大体予想ついたけど」
メ「多分その予想通りよ。それじゃおやすみ」
メリアはそれだけ言うとオレの肩に頭を乗せて寝息を立て始めた
ずっと起きてるだけでも辛いのに動けないようにしやがったな
予想出来た理由は座った時に気付いた事だが大量の落ち葉に隠れて少し大きめの石が大量にある為に痛い
こんなとこで寝転がれば身体中痛いので寝る事が出来ない
だからメリアはオレを枕にしたわけで
幸「ま、いっか。ここ選んだのはオレだし」
自業自得だ。羨ましいとか思った奴、肩に頭乗せられてみろ。かなり辛いぞ
んー…動けないとは言っても首と左腕は動かせるんだよな…
せっかくだからここに何か無いか色々見てみるか
幸「そういや何で明るいん…ああ、メリアがランプ作ってたのか。…あれはランプか？」
まあつまりはメリアが明るくしたって事だな
幸「明るくても落ち葉とオレとメリアしか見えないけどな。あと木」
さてあとはここに何か無いかだが…ついでに外に何もいないか確認しよう
幸「『王者の眼』」
設定を変えて使う
幸「特に何も無い、と言いたいが何かあるな。何かあるけど動けないから確認出来ない」
と言ってもいい物では無いだろう
今の眼の設定は木、落ち葉以外の物質と魔力に反応するようになっている
だから下手するとモンスターの幼虫とかなんだよね
幸「はあ…虫やだな」
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