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幸「待ってんの暇だな…」
ユ「ならあの棚に並べてある本を読んでみませんか？」
ユウが見ている先に、本が並べられている棚が3つ
確かに暇潰しと属性についてとか調べれそうだな
早速棚の前に移動し、何かないか探す
が…
幸「本多すぎだろ…見付かんねー」
さすがに高さこそオレが届くとはいえ3つの棚にびっしり並べられているとなかなか見付からない
このままじゃ効率が悪いな…
また本を探しはじめようとした時、突然本が落ちる音がする
ユ「こんな本見付けましたよ」
声が聞こえた方へ目を向ける
ユウを見ると尻尾で真下を指していた
その先にあったのは『希少属性について』と書かれた本だった
…ユウ、ナイス
幸「よくやった。希少属性は多分あの3色だな…」
本を手に取り、目次を開く
目次には、希少属性の説明の後に、時,重力,空間,破壊と続いている。多分この4つは属性だと思う
この予想で出た結論…希少属性3つとかテラチートｗｗｗｗ
と言っても確証は無いから本に目を通す
まず希少属性について
希少属性は3年前に見付かりその名前の通り属性を持つ者が極端に少なく、今でも三大賢者と全帝しか使えない。その為一般的には知られていない
…一旦属性から逸れてギルドランクについて話そうか
ギルドランクはモンスターと同じでF～SSSランクがあり、SS以上で二つ名が与えられる
SSSランクより上にM(マスター)ランクがあり、M、MM、MMMと続く
Mは各属性(希少属性は除く)に1人の帝で、計8人
MMランクは三大賢者で1人1人が帝3人に匹敵する強さで、三大賢者全員が希少属性を1つ持っている
MMMランクは全帝のみで、実力は未知数。希少属性の破壊を持っている
全部ユウから聞きました
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