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幸「さて…反撃だ」
無防備になっている体に回し蹴りを入れる
幸「…ん?」
蹴ったは良いが手応えが無い
ア「もう少し本気で蹴ったらどうだ?」
…掴まれてました
そんじゃあ…
左手をアルさんの腹に添える
ア「あ?」
幸「『シャドウインパクト』」
ア「は?ごはっ!?」
『シャドウインパクト』は零距離で使えばなかなか強い
初級だからあんま効いてないと思うけど
アルさんは少し吹き飛んだあと空中で体制を立て直し、そのまま浮いていた
あー…そういや風帝だっけ
幸「このままじゃ勝てないし…武器出すか」
そう言ってオレが出したのは…
ネギwwwww
「「「…」」」
沈黙。闘技場を静寂が包んだ
沈黙を破ったのはアルさん
ア「お前…ふざけてるのか?」
幸「当然。どこの世界にネギで戦う人がいるんですか?」
「「「ここにいる(います)」」」
…そうですね
幸「真面目にネギで戦う人はいない。多分」
それにオレがネタとはいえ風帝相手にただのネギを創るとでも?
思うんですね、分かります
ア「…ま、お前がそれで戦うって言っても別にいい」
幸「あまりこのネギをナメない方がいいですよ?」
言い終わるとオレはネギを片手で上げる
幸「そうそう、この攻撃全力で避けろよ?なんせ…」
ネギを持つ腕に力を込める
アルさんは余裕そうにネギの延長線上にいる
幸「大地を割る威力ですから」
ネギを思い切り振り降ろす
次の瞬間闘技場の地面、距離にして約7mが割れた。というか斬れた
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