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依頼場所を確認する
幸「幻惑の渓谷ね…地図か何か無い?」
名前分かっても場所分からないっていう
てか幻惑って事は何かあるのか?
ア「お前な…あーそうだ、幻惑の渓谷には幻覚を見せる霧に覆われてるから気を付けろよ。お前なら霧を消し飛ばしそうだけど一応な」
まず幻覚効きませんがwwww
幸「…ってかゲートがあれば地図いらねーじゃん」
『ゲート』は場所の名前だけでも分かればその場所に飛べる超御都合主義な便利魔法
何でその事忘れてたんだろwww
まあ『ゲート』は移動以外にも使えるけどな
これをアルさんに説明したところ「え、空間属性便利すぎじゃね?」だそうです
とりあえず…
幸「『ゲート』」
『ゲート』でユウの所に繋ぎ、服を掴んで引っ張った
…ん?服?
幸「うおお!あっぶね!」
あまり力入れずに引っ張ったから逆にユウの方に行く所だった…
ア「言い忘れてたが依頼は必ず受付に持っていかないと報酬は出ないからな」
…先に言えや
タイミング良かったけど
ところでユウがやけに静かなんだが
ユウに目線を向けて気付いた事、襟を引っ張った為首が締まって声が出てなかった
幸「あ、悪い!」
すぐに手を離した
ユ「いきなり何するんですか!」
涙目で睨みながら言う
うん、可愛い
可愛いとは思うが…
幸「恋愛感情は沸かないな」
ユ「ですよねー。…じゃなくて!」
ずっと騒いでるがスルーして受付に向かう
幸「受付さーん、依頼受けたいんですけど」
受「なら受けたい依頼を選んでください」
こいつ慣れたな?
幸「いや、受ける依頼は決まってるんで」
言いながらワイバーン討伐の依頼を見せる
受「じゃあギルドカードを」
ギルドカードを取り出し渡す
さっきは二つ名しか見てなかったから気付かなかったが、ギルドカードの色は銀でなかなか目立っていた
受「…はい。依頼の受注を確認しました。依頼達成の証拠品は必ず取ってきてください」
渡されたギルドカードを受け取る
まあそうそう負けないとは思うが気を付けよう
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