魔死の森

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幸「はぁっ…はぁっ…!」 森に入ったオレは視界の悪さを利用し、15分程逃げ続けなんとか撒いた 幸「はぁ…ふー…で、」 息を整え呟きながら辺りを見渡し、今最も知りたい事を言う 幸「ここはどこで出口はどこだ?」 目が覚めると知らない森だったので下手をすると、このまま飢え死にか、さっきのような魔物に殺られる そういえばあの魔物に敵意は感じたけど殺意は感じなかったな…なんか試してるみたいな とにかく歩かない事には森を出る事が出来ないので歩きながら考える 幸「…はぁ。めんどうだな…」 若干癖になっている腰に右手を置くポーズ。手を置いた時にある違和感を感じた 幸「何だ?…あれ?これって…」 違和感の正体を取りだし、疑問を言う 幸「オレが昔に買ったおもちゃの鞘?なんでこんな物が…しかも固定されてたし」 長さ15cm程のおもちゃの鞘があった 幸「…これあれか、媒介に魔法纏わせて武器にするとかか?オレには出来ないと思うけど。…よっ!」 冗談で鞘に魔法を纏わせ、日本刀程の長さ、形の刀を作るイメージをしながら鞘を振る。軽い中二病だったのでイメージをするのは簡単だった 幸「…ま、出来るわk」 ズンッ… 突如木が折れ、倒れる。…いや斬れた 幸「…はい?」
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