初めての依頼

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幸「んー…あ」 そういやアルさんに学園入学の話があるとか言われてた気がする 幸「よし、さっさと証拠品取って帰ろう」 ユウへの嫌がらせと学園を天秤に乗せてみた結果学園に決定した 気が変わるのが早い?気まぐれですから。それに学園はフラグの宝庫だし…直也がいるけど、直也がいるけど 大事な事なので(ry まず忘れられかけているワイバーンから1頭に1枚しかないらしい天鱗を空間属性で1枚ずつ取り出しボックスに入れる これもユウから教えてもらった事だ。今じゃないけどね 事あるごとに聞くのもあれだから知識の能力創るかな… 幸「『ゲート』」 次にワイバーン達をゲートでここから離れた場所に飛ばす テキトーに竜の里って名前にして場所指定したけど繋がったって事は存在するのか 幸「終了っと…ユウ、ギルドに戻るぞー」 ユ「え?…えっ?あれ?いやでも…さっきまで…」 何故かテンパって動かないユウ オレはこれが通常運転だから慣れてもらうしかない 幸「さっきのは保留。今はそれより優先すべき事がある!」 ユ「なんで無駄なくらいに生き生きしてるんですか…」 ユウは大きく溜め息を吐いた いやまあかなり楽しみにしてるけど 目が輝いてるんじゃないかってくらい …あれ、でも直也がいるから前の世界の学校と変わらなくね? 幸「テンション下がった…」 なんか急に体が重くなったぞー… 幸「はぁ…」 ユ「盛り上がったりいきなり落ち込んだり忙しいですね」 また質問責めにあうのかと思うと気が滅入る… …いや待てよ?他人の振りをすればいいんじゃね?ここ異世界だから似てる別人で通じそうだし。…前もこんな事言わなかったか? 幸「ま、どちらにせよ行く事は決定事項だしいいか。『ゲート』」 考えるのは後回しにしてユウを呼んでゲートでギルドまで飛ぶ 幸「はいとうちゃ…く?」 ユ「いやちゃんとギルドに来てるんで疑問符を付けないでください…ってあれ?」 ユウの言う通り確かにギルドにはちゃんと着いた だがそのギルドがおかしい 人が1人もいないのだ。しかも気配が無い為隠れているわけでもない …オレ別にフラグ建ててないよな?
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