新しい生活

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「やっと着いたー。」 3日間かけて、私たちは城下町へとやってきた。 「ナシャ。気を付けろよ。ここから先はナシャは男として認識されている。バレないように…」 「心配しすぎよ兄さん。この格好を見て、女だなんて言う人はいないわよ。」 私は、男物の服に身を包み、長かった髪も短くして、完璧に男に成りきっていた。 「まぁ確かに見た目は男だな。お前、顔立ちが整ってるから、髪を短くすれば美男子だな。それに、胸もあんまないし…。」 「兄さんの変態!」 「痛ててっ!わかった!俺が悪かった!だから殴るな!」
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