2人が本棚に入れています
本棚に追加
「やっと着いたー。」
3日間かけて、私たちは城下町へとやってきた。
「ナシャ。気を付けろよ。ここから先はナシャは男として認識されている。バレないように…」
「心配しすぎよ兄さん。この格好を見て、女だなんて言う人はいないわよ。」
私は、男物の服に身を包み、長かった髪も短くして、完璧に男に成りきっていた。
「まぁ確かに見た目は男だな。お前、顔立ちが整ってるから、髪を短くすれば美男子だな。それに、胸もあんまないし…。」
「兄さんの変態!」
「痛ててっ!わかった!俺が悪かった!だから殴るな!」
最初のコメントを投稿しよう!