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家事・・・特に料理の腕はかなりのもので、いつも美味しい料理を作ってくれるのだが・・・・・・今の本人はそれどころではない。
この人魂みたいな謎の光を幽霊と思っているらしく、さっきからてんやわんやなのだから。
本当にこれ何なんだろうか?
「たずけてよ~・・・コゥ~。ぐすっ・・・うぅわぁーん!」
「ちょ・・・・・・ぐへっ!」
我を忘れて俺に全体重をかけて倒れ込んできたクゥにそのまま押し倒された。
その際に頭を盛大に畳にぶつけた。
はぁ・・・こんな展開は正直勘弁してほしい。
押し倒しても、なお俺の体に縋り付いてくるクゥの体は震えていて、本当に怯えているのが伝わってくるが・・・・・・。
それと同時に、女子特有の柔らかい感触もダイレクトに伝わってくる。
ここで俺達の服装について説明すると、寝間着代わりの薄い浴衣を着ているだけだ。
つまり、とりあえず上半身だけで言えば今俺とクゥを隔てているのは薄い布が二枚だけという、かなり無防備な状況である。
しかもさっきから暴れまくったクゥの浴衣はかなり・・・それはもう大胆にはだけていて、鎖骨から肩まで綺麗な肌が露出しているという、かなりエロい状態になっている。
もちろん寝るときに上の下着は付けないから、胸元とかも大分露出していて思わずそこから目を逸らす。
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