出会い

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「ちょっと、蜜夏、大丈夫?飲み過ぎなんじゃない?」  秋江が私の腕を掴む。  「大丈夫。大丈夫」  と言いながら、私は秋江の肩に頭を寄せた。  「全くもう。タクシーで送っていくわよ」  「さすが、秋江頼もしい」    へらへら笑いながら私は秋江にもたれかかる。まだ意識はしっかりしてるのに体が言うことをきかない。
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