一章 ギルドの世界

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「あー、どっか入れてくれるギルドねーのかな」 町の広場で大きな声で叫んだためか、回りの人が一斉にこちらを見る。 彼の名はシャルト・レイヴァス。 叫んだ通り、ギルドを探している。 「あとこの町にいくつ戦闘ギルドがある?」 彼は2日前からギルドに加入申請をしに行っているのだが、人数やら年齢やらで、全く相手にされなかった。 「…まだあるだろ。この町はギルドがたくさんあるんだ」 と呟き、町の地図を広げる。 「神の遣い子…は昨日行った。静寂の風…も×だ」 行ったギルドに×をつけていくと… 「…げっ、マジか!あとひとつかよ…」
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