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「あー、どっか入れてくれるギルドねーのかな」
町の広場で大きな声で叫んだためか、回りの人が一斉にこちらを見る。
彼の名はシャルト・レイヴァス。
叫んだ通り、ギルドを探している。
「あとこの町にいくつ戦闘ギルドがある?」
彼は2日前からギルドに加入申請をしに行っているのだが、人数やら年齢やらで、全く相手にされなかった。
「…まだあるだろ。この町はギルドがたくさんあるんだ」
と呟き、町の地図を広げる。
「神の遣い子…は昨日行った。静寂の風…も×だ」
行ったギルドに×をつけていくと…
「…げっ、マジか!あとひとつかよ…」
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