despair 絶望

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でもそんなことは言っていられないわ。やっと就職出来たのに。 ましてやそんな夢を見ただけで休むのは、許されない筈だし。 シャワーを浴び終わった私はバスタオルで体を拭き、髪を乾かした。 すると、洗面所に置いておいた携帯が、私の好きなアーティストの曲を流しながら点滅していた。 それは、私が悪夢で見た親友の名前が記されていた。
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