始め。

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すると- 「…××?」 彼女が意識を取り戻したのか、私の名前を小さく呼ぶ。 「大丈夫、××!?」 脇腹からはまだ、血が溢れる。どうやって止血をすればいいのか分からない。 このままじゃ、大量出血で、もしかすると……。 そんな深刻な事を考えている時だ。 「悲劇のヒロイン気取り?」 と、××は私を見下したような目をして笑いながら言った。
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