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何とかすわっちの魔の手(?)から逃れた忠勇と怖がりは、城の廊下を歩いていた。
此処、すわ城はすわっち達の拠点であり、ここで皆仲良く毎日を過ごしている。天守閣などはもちろん、それぞれの武将の部屋、保健室、台所、リビングなど、戦国らしからぬ場所もあるが、まぁ気にしない。
ちなみに、城の至る所に極芸のトラップが仕掛けられているので注意が必要である。しかし、トラップに引っ掛かった者はまだ誰もいない。訪問客すらトラップに掛からない。一体どんなトラップなのだろうか……
忠勇「にしても、まさかこの小説が復活するなんて、すわっち殿も暇になったんですね。まぁ、そのお陰で私達が出れるんですがね」
怖がり「私はあんまり出たくないので、隠れるのに必死です!」
忠勇「しかし、すぐに見つかりますよね~」
怖がり「あぅぅ//」
忠勇「さて、保健室に着きましたよ~」
保健室。
一般では怪我の治療を行う場所である。
ここの保健医は天才であり、どんな難病も治してしまう。まさにド🌕🌕エでいう宿屋である。
しかし、保健医の性格がえらい適当なので、治るまでに無駄に時間がかかる場合がある。
更に最近では、保健室で変な人達によるお茶会が開かれているので、もはや目的を見失っているのである。
忠勇は保健室のドアを開けた
忠勇「こんにちは~」
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