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お茶会のおふざけは今回はこれだけであった。
その後、彼らはお茶会らしい会話を始めるのであったが、やはりまともではないのである。
保健医「さて、私達も久々の登場を果たした訳だけど、皆はどう?私は、新たな治療法を開発する毎日だったわ。実験台を探すのに大変で大変で…」
甘蜜「それは可哀想に…」
保健医「私の事かしら(笑)」
甘蜜「もちろん、違うわ(キリッ)。私は新しいお菓子を探しに旅をしていたわ。八🌕橋とかいう物に出会った時は感動したけど、その後にすわ城から召集がかかったんだよねー。残念だったよ(´・ω・`)」
剣聖「私は、師匠と一緒に時を過ごしていたが、ある日師匠が何かが足りないとか呟いていきなり修行に出ていってしまった。それからは1人ぼっちでな。ここへ召集がかかった時は正直ほっとしたよ(^^)」
剣聖。
卜伝を師とする剣豪。昔は一の太刀を使いまくって「私TUEEEEEEEEEE!!」ってほざきまくってた痛い人。今はいろんな意味で改心している。
剣聖といえば宮本武蔵って人もいるが、まぁ、気にしたら負けだよ。。。
怖がり「私は特に何も……」
保健医「何だい、ずっと隠れる練習でもしてたんでしょ?w」
怖がり娘。
言うまでもなく怖がり。床がきしむ音でもびびってしまう。
隠れる練習をしてたおかげで、はたから見るとちゃんと出来てるが、気配でバレてしまう。
怖がり「…まぁそうなんですがね……//」
忠勇「私は巷で流行りの家政婦とやらを体験してきましたよ」
忠勇義烈。
お茶を入れるのが得意で、マナーにうるさい。しかし保健室では諦めている模様。
お茶を一瞬で見分ける事ができ、さっきの甘蜜のトリックを見破ったのもそのお陰である。
保健医「ん?男が家政婦なんて出来るのかい?」
忠勇「ええ、確かに男性だと執事と呼ばれるようです。ですので、豪華なお屋敷で素敵なお嬢様と一緒に日々を過ごしていましたよ」
保健医「あらあら、浮気?あんたのお嬢様は私よ?」
甘蜜「何言ってるのよ。私に決まってるじゃない」
剣聖「いや、私の執事だ。師匠がいなくて寂しいからな」
保健医「あら~?皆私とやり合う気?♪」
剣聖「やってやろうじゃないか?♪」
忠勇「ちょっと皆さん、喧嘩はよそで……」
怖がり「忠勇さんのお嬢様は、私ですっ!!!!!!」
忠勇「え?」
………………。
全員「お、おう。。。」
お茶会は、怖がりの勇気ある(?)発言によって締めくくられた。
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