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~古泉脳内~
さぁ…どうしようかな…。確か……『ゴキ美危機一髪』…だったよね。
ゴキ美が主人公ゴキが片想いしている相手に見つかった所。
うーん…。
「じゃあここ。古泉答えてみろ」
教師が黒板に書いた問題を左手で指して、古泉を右手で指しながら名前を呼ぶ。
「…はい」
問題はこうだ。
『P46でマイクは何を食べていたか
A.釘
B.ハンバーガー
C.デイビス先生
D.ドッドッドリランド 』
B以外に答える奴が居たら見てみたい。
そう思いながら横目で隣の郷くんの答えを見る。
『C.デイビス先生』
……人間って…色々居るんだな。
古泉は感心しながら頷く。
「あ…Bの…ハンバーガー」
「うん、正解だ」
「「「えぇえッ!?」」」
「Cじゃないの!?」
「Cだろ!!」
「アリ得マセーン!!」
「そうか?そう言われてみればあり得ないかもしれないな」
この四人の声は上から順に上杉さん、郷くん、フェルナンデスくん、先生の声。
なんか色々とツッコみたい古泉だがやはりツッコミは入れない。
理由は簡単、キャラじゃないからである。
「古泉。悪いが答えはCになった」
「…………」
古泉が帰ったら勉強しようと思った瞬間だった。
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