episode1:闇の鼓動

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学校までは電車で30分程揺られた後、徒歩で20分程かかる 「そういえばレン?」 アイは思い出したようにレンカに向かって問いかけた 「ん~?あっ!あのケーキ屋さんのチョコケーキおいしいんだって♪今度行こ!」 道の向かいにあるケーキ屋を指差しながらアイに言うが 「どうでもいい」 冷たくあしらわれレンカは観念したように言葉を返した 「レン?あんた昨日どこいた?」 答えろと言わんばかりにアイは言葉に威圧感を乗せ言った 「え?!や…どこも…家にずっと」 「いなかったよね?」 レンカはどん底に落ちたように意気消沈し俯いた 「どこにいたのかな?」 今度は威圧感と共にドスの効いた言葉をアイは投げかけた
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