☆学園へ☆

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リ「本当にいいの!! じゃあ、空君の事を、これから「あにき」って呼んでも言いかな?」 リオンが、嬉しそうに俺に言ってきた。 空「なんで、「あにき」なんだ?」 リ「ダメかな? 空君が、ゲイル君と話している時、すごく男らしくってかっこよかったから!!」 リオンが、キラキラした目で俺を見てる。 面と向かって、かっこいいって言われると照れるな。 でも、そこまで男らしかったのか? 空「まぁ、「あにき」って呼ぶくらいならいいぞ、リオン。」 別に、「あにき」って呼ばれて困る事はないからな。 それに、リオンが嬉しそうにしてるからいいだろ。 リ「ありがとう、あにき」ニコ リオンの笑顔はかわいくって、少しドキッとした。 空「リオン、一つ聞きたい事があるんだけどいいか?」 リ「どうしたの、あにき?」 一つだけ気になる事が、リオンにあるんだよな。 空「リオン、なんで男子の制服を着てるんだ?」 女子なのに、なんで男子の制服なんだ? なぜか、リオンは落ち込んでいて、ラグは笑っている。 どうしたんだ? ラ「ハハハハ、空もやっぱり間違えたか!!。 リオンは、男なんだぞ。 だから、男子の制服着るに決まってるだろ。」 えっ!! リオン、男だったのか!!
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