☆学園へ☆

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「俺様の名前は、『月下(ゲッカ)』だぜ、相棒。 何って言われたら、なんなんだろうな、相棒?」 俺に聞かれても困るんだが。 空「じゃあ、なんで喋れるんだ?」 これが、一番気になる!! 月「さぁ、なんでだろうな? 最初から普通に喋れたぞ、相棒」 これも、分からないのか。 まぁ、分からないならしょうがないよな。 空「じゃあ、月下の能力はなんだ?」 これは、流石に分かるよな? 月「それなら分かるぜ、相棒!俺様の能力は、『魔法の吸収』『吸収した属性の共鳴』だ。 相棒、俺様にちょっと魔力を流してみてくれないか?」 『属性の共鳴』ってなんだ? とりあえず月下に魔力を流してみるか。 空「いくぞ、月下!」 魔力を流すと、ぼろぼろだった月下が、1本の漆黒の刀に変わった。 月「相棒は、『闇』属性か。 『属性の共鳴』って言うのは、相棒の『闇』の属性と、吸収した相手の属性を1つにして、新しい属性を生み出すんだ。 でも、『属性の共鳴』は、そんなに簡単に出来る事じゃないからな。」 結構すごい能力だな!! 「3人共まだ魔武器を作り終わってないんですか?」 後ろから声がしたので、振り向くと 姫華・サラ・マリーが俺達の事を見ていた。
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