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「まぁ、俺としては死んでも関わりたくなかったんだがな。目の前の席とか嫌でも関わるし」
反抗とかすると、変なフラグ建ちそうだから避けたかったんだが致し方ない。
「でも、もう対立宣言出したんだろ?」
サトちゃんが渋い顔で聞いてくる。
こういう心配性なところがまた萌えるんだよなこいつ。
「ああ。こうなったらもう、どうにもならんし全力で拒否るまでだ。問題ナッシング」
きっと今まで避けてきた生徒会にも接触してしまうだろう。
こんな俺に欲情する馬鹿なんか皆無皆無だし自意識過剰みたいで本当は嫌なんだが……念のためフラグは建てないよう用心しないとな。
なんせGに欲情するんだ、世の中なにがあっても不思議じゃない。
たく、俺の青春時代も今日でおしまいか。
「正直Gがどこまでウザいか分からないが、俺は元々性格悪いんでな」
偏見なのは分かっている。
隣人愛とか知るか、俺は俺の欲求に忠実に生きさせてもらう。
「俺の前に現れたことを後悔させてやるよ」
俺の残りの青春時代をぶち壊したんだ。
覚悟しとけ。
「シリアス乙。どうせ地味な精神攻撃しかできないだろユーちゃん」
「………おまえもたいがい空気読めねぇよな」
「俺は故意的に空気クラッシュしてるんだ」
……あーあ、忙しくなりそうだ。
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