全力拒否。

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とか言っても仕方ないから、自分で状況把握に乗り出す。 まず俺、扉を開けて入った。 次G、扉付近の席に座ってる親衛隊の子と口論してた。 次取り巻き、爽やか系吉野に加え、不良っぽい人が増えてる。 最後名もないモブキャラのみなさん、我関せずを決め込んでいる。 結論、こっちの扉から入るの良くない。 その間も口論は続いていた。 「なにそれ!?あんた何様のつもり!?僕たち親衛隊は風紀と連携して生徒会の皆さんや生徒のために動いてんの!僕らが見回りとかちゃんとしてるから、この学園は犯罪沙汰なく平和なんだからね!?」 「んなわけないだろ!!お前らが暴行とか強姦とかするから、誰も(副会長)たちに近付けないし、風紀も乱れていくんじゃないか!」 なにこれ想像以上にウザい。 「秀も俺が来る前は寂しかったんだよな!」 「俺も………親衛隊とかのせいでよく遠巻きに見られたりして……あんまり好きじゃなかったんだ。今は春樹が居てくれるからいいけどね」 吉野がGを援護開始。 「で、ですが!!」 ……そろそろ仲介すべきだな。 「あのさー」 「もう本当、しつこいお前!!俺が解散しろって言ってるの分かんない!?」 ………遮りられますた。
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