全力拒否。

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《委員長side》 僕が頑張れと言うと、悠斗君は苦笑して手をヒラヒラと振った。 すでに疲れたような顔をしているけど……大丈夫かな。 確かに園宮……春樹?君は、転校初日から問題を起こして大変だった。 授業中は騒いで妨害するし、教師には敬語を使わない。 さっきみたいに親衛隊と分かればやたらと攻撃的になる。 しかも昨日は副会長が教室まで来たからすごいことになった。 クラスメイトのほとんどが初日から頭を抱えていた。 で、今日からどうしようかと考えていた矢先、悠斗君がいきなりぶちぎれた。 あれは本当に驚いた。 元々悠斗君も充分変人だから、何かするとは思っていたけど。 現在授業の真っ最中。 目の前では、園宮君が後ろを向いてずっと悠斗君に何かを言っている。 隣の吉野君はそれが気に入らないのか、悠斗君を睨みっぱなしだ。 で、悠斗君は………完全に無視を決め込んでいる。
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