全力拒否。

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授業? そんなものさっきすべて終わったわい。 いやー1時間もサボらなかったら滅茶苦茶疲れたお。 メタ発言とか俺知らない。 「よっしゃ寮に帰れるー」 Gに捕まる前にさっさと帰ってしまおう。 今日のあいつのしつこさは異常だった。 対処方法はシカトか消しゴムの2択、それ以外とか有り得ないだろ常識的に考えて。 「おい、待てよ悠斗!どうしてシカトするんだ!?」 ………しまった、さっきのはフラグか。 「………はいはい、しゃべりゃあいいんでしょ。バイバイ、じゃあな。はいしゃべったー」 これ以上構ってると絶対ついてくる。 適当にあしらって教室を出ようとした。 出ようとした、出れなかった。 取り巻きの不良(笑)が扉の前を塞いでいたから。 「……テメェさっきから何なんだ。朝イチにいきなり突っ掛かって来たかと思えば、次はシカトしやがって。何がしてぇんだ?」 ごもっともな意見で。 くそう、これだからお前をDQNと呼びにくいんだよ! 「……あえて答えるならば俺の萌えのために王道をぶち壊したい」 やっぱ王道は受け付けないんですわ。 「意味わかんねぇよ。とにかくこれ以上妙な真似したら、ただじゃおかねぇからな」 凄みを効かせておっしゃる不良(笑)。 べ、別にビビってなんかねぇし。 さてどう対処しようと迷っていると、ジャストタイミングで救世主が現れますた。
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